残骸 別館

感想文です.

奴らを高く吊るせ!

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風邪引いて胃腸の調子も悪く、火曜日と水曜日のテレビは余り面白いのが放送してないのですが、この日はたまたま番組表みてたらあったので「オッ」と思い見ることにした。

「オッ」と思ったのは、イーストウッドが出る映画は必ず面白いという根拠のないものだけど、今の所出演している映画はどれも面白いものばかりだった。それともう一つが西部劇ということ。僕はいつ頃か西部劇を見るっていう行為だけで「カッコイイ」「渋い」なんて思う安い人間である。まあそんだけのことである。

しかし何とも味の悪い映画だったなと思った。確かに復讐劇といえば復讐劇なんだけど、準州なのでちゃんとした罪を裁けられない非道さに首吊りをショーとして楽しむ下劣な市民、そこに濡れ衣を着せた奴らを「生きて捕らえろ」という。もどかしい!

そりゃ濡れ衣を着せられた主人公も映画を見る人間ももどかしい。でも一度は死にかけて首吊りを免れた身なので、ここで降りるにはいかない。そんでもって取り締まりに行く先は遠いし、戻ろうとした先で別の牛泥棒が出たのでそれも捕まえないといけない。更には冒頭で助けてくれた保安官は銃で撃たれて死んだり、牛泥棒に関わった未成年も首吊りになるわと後味の悪いのが続く。今まで見たイーストウッドの映画の中ではとても味悪い映画だった。

この時代の準州でも、人が足らなくて何でも悪いことしただけで死刑みたいなところもあったんだろうなと思うと、仕方なかったというのか、何とかならなかったんだろうかと思ってしまう。

しかし、ヒロインとのロマンスいるのかな?まあ味の悪い話の中でも花は無いとツラくなるからしかたないのかな。

ま、でもイーストウッド渋くてかっこよかった。ガンアクションもやっぱりいい。晩飯後に見れてよかったなと思う。

次のBS日テレ映画、十戒って。年末かよ。