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残骸 別館

感想文です.

耳をすませば

観た

日記にも書いたけど、久々に金曜ロードショーを見た。

ジブリ作品はもう何十回か見たと思うけど、やっぱり良いなと思う。僕は特に耳をすませばおもひでぽろぽろが好き。話というより街並みや電車内、それとBGMがいい。現実もああいう風な感じだと毎日ウットリしそう。

耳をすませばは、特にあの街の感じが好きだ。田畑が広がって遠くの街並みが見えるシーンが何度も出てくるのは、学生時代っぽいと見てて思う。部活の帰りとかボーッと道を歩いて家に帰る気持ちや記憶を呼び覚ましてくる。特にテレビで初めて見た時より、そのシーンがより良いシーンに変わってるというのも面白かった。虚しくなった主人公が帰路で天気が荒れ始めるところは「いいなあ」「わかるなぁ」という気持ちになった。

以前もおもひでぽろぽろを見た時も、小さい頃見た時より「わかるなぁ」というシーンは多かった。早朝に駅から迎えに来てくれたシーンや、東京から寝台列車へ乗るシーン、小学生の頃の思い出など、歳をとってからそういったシーンが「いいなぁ」と思うのになっているのは面白かった。

そう思うと、ジブリ作品で現代を描く作品はどっちかというと大人向けなのかなと思う。コクリコ坂や平成ぽんぽこも。

子供のときはどう思ったんだろう。「あっ今日ジブリだ、見よう見よう」という気持ちにはなったけど、それが「アニメだったから」という理由だけなんだろうか。もう子供でもなくなったのでどんな気持ちだったか、もう一度体験出来ないことと、そういう気持ちを思い出せないのが惜しい。

あと多分僕は、ああいう街に憧れを持っているから「好きな作品」と思うのかもしれない。主人公らが住む小さな部屋の都営(または県営)団地だったり、学校や猫を追いかけるような狭い通りがあったり、階段から街並みが見えるような高低差だったり。

映画のように、毎日がああいう脚色で出来ているわけじゃない。けどそういう日々が過ごせたらな、なんて憧れもチョットある。そういう意味でもサントラが欲しいなと思う。特に電車に乗っている時のBGMが、とてもいい。